歌詞の出てくる小説……。
歌詞と言っていいか分からないけれど、アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』は、
『10人のインディアン』(Ten Little Indians)の歌が元になっているのは有名ですね。
●あらすじ |
10人のインディアンの男の子 食事に出かけた
一人が咽喉を詰まらせて 9人が残った 9人のインディアンの男の子 夜更かしをした (中略) 2人のインディアンの男の子 日光浴をした 一人のインディアンの男の子 一人ぽっちになった マザーグース『10人のインディアン』 |
ああ、そうか。これがありましたね。
これ、怖いですよね。あと引く怖さ。
これもそうです。つい先日ノーベル賞を受賞した日系イギリス人作家のカズオ・イシグロさんの小説。
これは小説発で曲ができたパターンだから、嶺里ボーさんの『TOPPOP』と一緒ですね。
目次
●あらすじ |
ああ、これ!見ましたよ、映画。主人公がテーマ曲の『Never Let Me Go』(わたしを離さないで)を歌いだすと、もうやばい。
あ、YOUTUBEにあったから流しますね。
へえ〜、これ元はこんな曲だったんだ。
私はTBSのドラマ見たけどかなり雰囲気違った。
綾瀬はるか可愛かったな〜。
「科学」との向き合い方を考えてしまうような、重いテーマの小説だけど、
読みやすいし、この曲をイメージすると世界が開ける観がありますね。
そして、40代以上の日本人が、忘れられない曲と言えば、
ジョン・レノンが亡くなる2か月前に発売された『Starting Over』がありますね。
この曲を筆頭に1970年代後半~80年の音楽とともに、少年たちが成長していくストーリーを描いた短編集がこれです。
●あらすじ |
有名なアーティストばっかりだ。それぞれどんな曲を取り上げてるんですか?
杉田二郎『戦争を知らない子供たち』、かぐや姫『好きだった人』、
サザンオールスターズ『いなせなロコモーション』、RCサクセション『トランジスタ・ラジオ』などなど。
当時、まだ生まれていなかった人でも、CMなどで知っている曲が多いのではないでしょうか。
ああ、RCサクセションは友だちに教わってはまった事があったなあ。
あの子、何してるんだろう…。
音楽を聴くとその時の記憶が浮かんで来ますからね。
きのさんのように自分でメロディーをつけて歌えれば素敵ですね。
(にやり。)
(…露骨ににやけた。この人ホントわかりやすいな。)
愛という言葉が そこにはありました~♪
希望という言葉が そこにはありました~♪♪
ああ、この歌詞良いですよね。これも嶺里ボーの小説『toppop』に出てくる歌詞です。
主人公の流石らしい真っ直ぐさがすごく良いんです。
希望という言葉が そこにはありました~♪
自由という言葉が…♪♪
…って何でハモれるんですか、ひいらさん!?
明らかに、きのさん自作の即席メロディーですよね???
自由という言葉が そこにはありました~♪
どの言葉も今は 薄汚れて…
謎すぎる、この人たち…。
そして自由すぎっしょ。
会議室でこのハーモニーは。
うちの子どもの自由研究くらい自由だ。
…何か楽しくなってきたぞ。
きのさんって、いつも鼻歌歌ってるからゴキゲンなのかな…
あ、動画撮っていいっすか?
撮りますよ〜
字幕も付けとくか…。
あ、これ、俺が担当した嶺里ボーのKindle小説『TOPPOP』の歌詞です。
イチオシなんでぜひ読んでみてください。
希望という言葉が そこにはありました。
自由という言葉が そこにはありました。
どの言葉も今は 薄汚れてしまいました。
理想という言葉が そこにはありました。
幸福という言葉が そこにはありました。
信頼という言葉が そこにはありました。
どの言葉も遠くで 引き裂かれてしまいました。
だけど、ホントは愛も希望も自由もあって、
理想や幸福や信頼も持ち合えるんです。
アンタの心にそれが宿るだけで。
たったそれだけで その言葉は生き返るのです。
●内容紹介
音楽はヒトを変えるチカラを持っていると信じる主人公・梅谷流石
SNSはしない、トレンドにも興味がない、空気なんて読まない、